要チェック! ①近隣住民
自分の条件にピッタリの家を見つけたなら、すぐに契約に進みたくなるものです。でも、一戸建てを借りる場合に忘れずにチェックしておきたい大切なポイントは「近隣住民」です。 一戸建ては、集合住宅に比べて近隣住民との付き合いが生じます。自治会意識が高いため、回覧板を渡すためにお隣さんとのやり取りが少なからず必要になったり、清掃などの地域イベントへ参加を強く求められたりすることが十分にあり得ます。比較的近所にトラブルメーカーになっている住人がいるかもしれません。物件の周りを少し歩いて回るなら、近所の住宅の外観や住人の雰囲気などを観察できます。わかることには限界があるとはいえ、有用な情報はある程度得られるはずです。
要チェック! ②有害動物の痕跡
水回り、キッチン、収納などチェックしておきたいポイントをリストアップして内見に臨みますが、チェック項目に「有害動物の痕跡」を是非含めるよう強くお勧めします。なぜなら、一戸建ての賃貸は築年数の古い物件が多い傾向があり、経年劣化が進んで生じたわずかな隙間から有害動物が侵入して住み着いていることがあるからです。 内見では目につきやすい部分だけを見るのではなく、目につきにくい場所もチェックしましょう。例えば、収納の奥をライトで照らしてネズミの糞が落ちていないか、雨戸の戸袋付近にコウモリがいた痕跡がないかなど確認しておくと良いでしょう。家具や食料を搬入してからよりも、搬入前の方が圧倒的に対処しやすく、また効果も高いはずです。